江名港の「新灯台3基設置」(2019年11月)
2019年12月10日
「新灯台3基」で江名港を明るく照らします
2019年10月~11月にかけて、かねてより施工にあたってきた江名港の「新灯台3基」を設置して福島県海上保安部様に引き渡しが完了しました。今回防波堤に設置した「新灯台」は平均海水面から高さ18メートルにも及び、光はなんと14Km先まで灯します。これで江名港を明るく照らすことが可能になり、関係者一同ホッと安堵致しています。
旧灯台が被害を受けたのは、2014年2月であり、発達した低気圧による波浪・高波で江名港の灯台二基が倒壊するなどしたものです。
福島海上保安部は応急灯台で代用してきましたが、弊社が三基の灯台設置を請け負い、新たに建造しました。
この3つが並んでいるのはこの写真が最後となります。1つは中之作港に移転が終わりました。
新灯台は鉄筋コンクリート製で、頂部までの高さは防波堤から約12メートル、3秒間に一回点灯し、光は前述の通り約14キロ先まで届きますので、いわき駅からアクアマリンまで光が届くようなイメージです。かなり遠くまで灯すことが可能になりました。
2019年11月13日、15日に江名港の防波堤に2基取り換え設置を行い、11月16日に中之作港の防波堤に新たに設置致しました。弊社のクレーン付作業船にて運搬設置しましたが、その様子を以下の写真でお伝えします。
新灯台が海上を明るく照らし、船舶交通の安全性向上の一助となり、当エリアの安全につながること事を切に願っております。
2019年12月10日