2020年 環境レポートの公表
2021年2月8日
この環境報告書は山木工業の2019年度の環境保全活動をまとめたものです。
本報告書を通じて、当社の環境への取組みをご理解いただきますようお願い申し上げます。
2021年3月11日で、東日本大震災の発生から10年が経過致します・・・
復興庁によりますと、避難者は当初の47万人から4.3万人に減少しました。(2020年8月11日現在)被災者のための恒久的な住まいとして整備が進められてきた災害公営住宅は、岩手、宮城、福島の3県で、計画戸数約3万戸が2020年度末に完成見込みであります。復興庁発足時点の2012年2月から2016年3月迄を”集中復興期間”とし、2021年3月迄を、”第一期復興・創成期間”としております。
2021年度から”第二期復興・創成期間”を予定しており、福島県の復興・再生として、官民合同チームによる自立支援、「福島イノベーション・コースト構想」:2011年に発生した東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するために、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトです。
具体的取組として
- 産業集積
- 教育・人材育成
- 交流人口の拡大
- 情報発信
があり、ロボット、エネルギー、廃炉、農林水産、生活と文化を形づくるあらゆる分野において、ふくしまを前に前に進めていくための、様々なチャレンジが始まっています。
弊社が、施工致しました令和元年度校庭土壌改良工事が、いわき市立高久小学校より、教育活動の充実と向上に大いに寄与したとして「感謝状」を授与されました。
また、2018年3月に竣工致しました”福島県営復興公営住宅磐崎団地(いわきCLT復興公営住宅)”が、2020年2月にNPO法人team Timberizeより”ティンバライズ”の理念に基づき、都市木造の可能性をしめす優れた作品として、”T-1グランプリ2018”を授与されました。
2020年3月に、弊社が、東双不動産管理㈱様より受注致しました東京電力㈱いわき寮及び社宅の修繕及び配管、除草・剪定工事等に於きまして、一年間無災害にて業務を施工、安全最優先の実践の賜物として感謝状を授与されました。
さらに、先の令和元年台風19号被害に関する弊社の応急対策・復旧や支援活動に対して国土交通省東北地方整備局、福島県いわき建設事務所及び小名浜港湾建設事務所より感謝状を頂きました。
地震や津波、洪水、土砂崩れといった大規模災害が発生すると、多くの死傷者が出ると共に、道路や電気・ガス・水道等の各種インフラが寸断及び多くの建物にも甚大な被害が発生します。
街が被ったダメージから復興するためには、建設業の力が必要とされ、災害現場では、大量の土砂・倒壊した建物の瓦礫が道路を寸断等して、消防・自衛隊等の救助車両が現場に辿り着くことすら難しいという事態も起こります。
救助現場においても、土砂や樹木、大きな瓦礫などを建設業者が保有する専門の重機を使って撤去しないと捜索を進められないということもあり、災害発生直後から建設業には大きな役割が期待されているのです。
災害復旧現場で途方に暮れる被災者たちの前で、必死に復興作業にあたる建設業者の作業員の姿が、被災者たちに復興に向けた大きな力を与えているのも紛れもない事実であり、弊社社員一同も、市民たちからの期待や感謝を受けて働くことで、自分の仕事に誇りを持って従事してまいります。
15回目となる「山木環境レポート」ですが、2019年度の環境保全活動をまとめたものです。そして当年度2020年度の活動方針や目標を公表しております。当社の状況なども写真でお伝えしておりますので、ご高覧いただければ幸いです。
本報告書を通じて、弊社の環境への取組などをご理解いただきますようお願い申し上げます。
2019年度「山木工業 環境レポート」の構成
ごあいさつ | 2ページ |
復興に向かって・・・(江名港) | 3 |
復興に向かって・・・(中之作港) | 4 |
復興に向かって・・・(三崎防波堤1) | 5 |
復興に向かって・・・(三崎防波堤2) | 6 |
復興に向かって・・・(三崎防波堤3) | 7 |
環境マネジメントシステム運用状況 | 8 |
2020年度の環境目標 | 9 |
2019年度の環境保全活動報告 | 11 |
環境への今までの取り組みと受賞 | 12 |
「福島議定書」事業活動状況報告 | 19 |
情報公開 | 20 |
どうぞダウンロードの上、手にとってご覧下さい。
2021年2月8日