与田室長が「省エネ・省資源の未来シンポジウム」に参加
2021年3月3日
当社・与田室長が「省エネ・省資源の未来シンポジウム」に参加
去る2021年2月9日(火)13:30~15:30に、環境省と福島県が主催しました「省エネ・省資源の未来シンポジウム」~ いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」~ に参加してまいりました。
省エネ・省資源の未来シンポジウム概略
当該のシンポジウムの概略は以下の通りです。
- 主催:環境省、福島県
- 後援:地球にやさしい「ふくしま」県民会議
- 会場:
福島:ザ・セレクトン福島 西館3階 安達太良(福島県福島市太田町13-73)
東京会場(サテライト会場)
株式会社三菱総合研究所4階大会議室A(東京都千代田区永田町2-10-3)
シンポジウムの内容
はじめに、神谷昇氏(環境大臣政務官)と渡辺仁氏(福島県生活環境部長)より開会の挨拶がございました。
続けて、「小規模事業者でもできる具体的な省エネ・省資源優良事例の紹介」が服部乃利子氏(静岡県地球温暖化防止活動推進センター次長)より、基調報告がなされました。
続いて、県内優良事例紹介として3社の報告がなされました。ここにお呼びいただき光栄なことでした。
- 秋葉 良広 氏(みやぎ生活協同組合(コープふくしま)環境管理室課長)
- 中冨 隆一 氏(NOK株式会社 福島事業場生産技術部部長)
- 與田 裕(山木工業株式会社ISO推進室室長)
当社・与田室長が最後に報告、滞りなく進めることができました。
そして、小野美希氏(フリーアナウンサー)が司会を務める中で、フリートークが繰り広げられました。
最後に、大橋 雅人氏(福島県生活環境部環境共生課課長)、則久 雅司氏(環境省環境再生・資源循環局 特定廃棄物対策 担当参事官室 参事官)により、閉会の挨拶がなされ、会が閉じられました。
とても良い機会をいただいたものと感謝に堪えません。
当社・与田室長の発表内容
当社の与田室長の発表につきましては、概略以下の通りです。
1.「福島議定書」事業について(参加のきっかけ、課題、成果等)
参加のきっかけでございますが、福島県が2006年度に「福島議定書」の実施を広報しました。
弊社は、2005年4月にISO14001環境マネジメントシステムを認証取得し、維持継続しておりました。
「環境への意識を高める」という事を課題にして、福島議定書の目的であります、地球温暖化を緩和するため、二酸化炭素の排出量削減につながる省資源・省エネルギーの取組及び関連する地域社会貢献活動の取組に賛同して、参加する事にしました。
成果でございますが、今回を含め「最優秀賞」2回、「優秀賞」6回、入賞1回を頂きました。弊社ホームページにて広報しております。
以前に「福島議定書」授賞をされました企業さんからご連絡を頂き、社内見学や取り組みについて紹介してもらいました。
弊社の活動の参考にさせて頂いております。
2.環境問題に対する意識や行動の変化について(職員間で△△が当たり前になった等)
当初は、「紙・ゴミ・電気」の削減から始まりました。弊社従業員の環境に対する意識を高めるために
- 古紙回収業者へ委託
- JAFの講師によるエコドライブ講習会
- 県の環境アドバイザーによる講習会の開催
- エコキャップ回収運動等
を実施して参りました。
結果として、弊社社員の方々より家庭でプールした「ペットボトルキャップ」を持ち寄って頂く様にもなりました。
また、東日本大震災後、採用した新入社員に対しては私が担当致します「環境教育」の時間に「大震災の振り返り」を記述して頂いています。
各自、自己の体験を通して普段の備え「特に水の重要さ」を再認識しておりました。
さらに、JAF様より頂いた「今日から始めるセーフティ エコドライブ」のDVDを鑑賞して、環境にやさしい運転を意識づけしております。
3.これからの省エネ・省資源に係る取組について(業界として求められること、今後の取組予定、目標等)
地球温暖化防止のためには、国民一人ひとりが「大量消費・大量廃棄型」のライフスタイルを改め、「省資源・省エネルギー」や「リサイクル」などに取り組むことが重要であると考えます。
家庭・学校及び社会等での教育が必要で、地球温暖化防止問題やエネルギー問題について学習する機会を提供する事が、大事であると考えます。
建設業界におきましても、「省エネ・省資源」意識の向上を図る上で、次世代技術者育成の一環として、教育・講習会を積極的に、実施して頂ければと思います。
弊社としても、今後も「エコドライブ講習会」「環境アドバイザーによる講習会」「安全講習会」等を継続開催して啓発活動に取組みたいと思います。
これからも、「福島議定書」事業に継続参加して地球温暖化防止活動に努めて参ります。
2021年3月3日