建設新聞に豊間中建設記事掲載(平成29年3月10日)
2017年4月3日
2017年3月10日付けの建設新聞に、弊社で施工しております豊間中学校校舎改築工事と並行して進む敷地造成工事の紹介記事が掲載されました。
豊間中学校は東日本大震災の津波により、一階部分が完全に水没し、現在はプレハブ教室で授業を行っている状況です。そのため、弊社はこどもたちのためにもいち早い校舎の完成を目指しております。切土・盛土工を完了させ、現在排水工、道路工が進行中です。
豊間中学校が立地ずる薄磯地区は、いわき市平の中心市街地から南東位置していますが、東日本大震災では津波に襲われ、全家屋344戸のうち全壊3O1戸,半壊25戸と、ほぼ墳滅状態となり、103人もの尊い命が奪われるなど、いわき市内で最も被害が大きな場所でした。
豊間中学校も大きな被害を受けましたが、その校舎を、同じ地区の高台にある豊間小学校の隣りに移し、将来の小中一貫教育を見据えた施設を整備する注目の事業とされています。
弊社の造成工事の現場を預かる門馬大輔所長は「搬入先の変更や時間の調整などに加え、梅雨時期の雨天による工事中止が重なり、なかなか工事が進まない時期があった。」とコメントしました。
また、建築の陣頭指揮を執る坂本秀樹所長は「これから地域の復興を担っていく中学生に、早く新しい校舎を使わせてあげたい」と意気込みを語っていました。
震災の影響はいまだに続いておりますが、福島の復興を目指し、当社社員が一丸となって引き続き尽力していく次第です。
2017年4月3日