2019年 環境レポートの公表
2019年10月15日
この環境報告書は山木工業の2018年度の環境保全活動をまとめたものです。
本報告書を通じて、当社の環境への取組みをご理解いただきますようお願い申し上げます。
2019年3月11日で、東日本大震災の発生から8年が経過しました。
復興庁によりますと、避難者は当初の47万人から5万人に減少しました。一方、同庁によりますと仮設住宅入居戸数はピーク時の約12万4000戸から約8000戸まで減少しました。また、被災者のための恒久的な住まいとして整備が進められてきた災害公営住宅は、岩手、宮城、福島の3県で、計画戸数約3万戸が2020年度に全て完成見込みであります。そして、福島県の復興・再生として、帰還困難区域を除くほとんどの地域で避難指示が解除されました。
避難指示解除区域では、帰還に向けた生活環境の整備を推進。帰還困難区域では、「特定復興再生拠点」の整備を推進。官民合同チームによる自立支援、「福島イノベーション・コースト構想」の推進。環境再生に向けた取組を推進。「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」に基づき、風評被害対策の推進がなされております。
弊社が、震災後復旧工事に携わった永崎地区において、2019年3月2日に「永崎地区復旧・復興事業竣工式」、2019年3月16日には「豊間地区復旧・復興事業竣工式」が執り行われ、先の東日本大震災から8年を経て、福島県による復興事業はここに完成しました。
また、2018年3月に竣工致しました”福島県営復興公営住宅磐崎団地(いわきCLT復興公営住宅)”が、2018年11月28日に木材利用推進中央協議会より平成30年度木材利用優良施設コンクールにおいて、「優秀作品」と認められ表彰されました。2018年12月6日には、「木」に関する優れた製品や取り組みなどを表彰する「ウッドデザイン賞2018」「ソーシャルデザイン部門(ウッドデザイン賞運営事務局)」並びに「優秀賞(林野庁長官賞)」に選ばれました。最優秀賞を含めた上位10点の中で、福島県内の受賞は本住宅のみでした。さらに、2019年6月22日に日本木材青壮年団体連合会より木材活用コンクールにおいて、優秀と認められ「木材活用賞」として表彰されました。
14回目となる「山木環境レポート」ですが、2018年度の環境保全活動をまとめたものです。そして当年度2019年度の活動方針や目標を公表しております。当社の状況なども写真でお伝えしておりますので、ご高覧いただければ幸いです。
本報告書を通じて、弊社の環境への取組などをご理解いただきますようお願い申し上げます。
2018年度「山木工業 環境レポート」の構成
ごあいさつ | 2ページ |
震災後の弊社の経過と復興の様子 | 3 |
復興に向かって・・・(豊間地区) | 4 |
復興に向かって・・・(豊間海岸) | 5 |
復興に向かって・・・(三崎防波堤1) | 6 |
復興に向かって・・・(三崎防波堤2) | 7 |
環境マネジメントシステム運用状況 | 8 |
2019年度の環境目標 | 9 |
2018年度の環境保全活動報告 | 11 |
環境への今までの取り組みと受賞 | 12 |
「福島議定書」参加しております | 20 |
情報公開 | 21 |
どうぞダウンロードの上、手にとってご覧下さい。
2019年10月15日